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スタイロフォームの特長と性能比較




断熱材は、建物の一部となって性能を高めるもの。
その為、断熱性能が次第に低下しては問題です。スタイロフォームは、水は寄せつけず、
湿気の侵入もごくわずかで、断熱性能はほとんど変わりません。


施工20年後、スタイロフォームの熱伝導率
    平成2年8月(当時JIS規格に基づく)


スタイロフォーム
は、ポリスチレン樹脂の薄膜で仕切られた、無数の独立した
気泡で構成されています。 この気泡内に熱伝導率の小さいガスを封じ込めることによって、
性能の安定した優れた断熱材スタイロフォームが作られます。

理論的には、この気泡内に封入されたガスは、ポリスチレン樹脂の気泡膜を通過する速度が
極めて遅いため、製造時に封入された発泡剤ガスは長期間に渡り、発泡体の気泡内に
滞留します。ひとつの検証例として、施工後20年経過したF級冷蔵倉庫(庫内温度−25℃以下)
より採取したスタイロフォームIB(JIS A 9511 - 1984 押出法ポリスチレンフォームB類保温板1種)
の熱伝導率についてご紹介します。

1.採取した試料の経歴
件名 : M製氷株式会社 (写真左)
経年 : 20年(昭和45年施工→平成2年採取)
試料
1)大きさ 約30×50cm
2) 断熱厚み 50+50+75mmの3層構成 (写真右)
※試料はラップで包装し、さらにポリエチレンの袋に密閉して持ち帰る。


2.測定方法

試料を図1のように、厚さ方向で約200×200×25mmに裁断します。
次に、試料をオーブンで恒量に達するまで乾燥し、JIS A 1412に準じて熱伝導率を測定します。

図1 試料裁断図



3. 測定結果

表1のように20年経過後のスタイロフォームの熱伝導率は多少のバラツキはあるものの、
全平均で0.0317Kcal/mh℃と安定した値を示しました。もちろん、JIS A 9511に規定される
B類 1 種b の熱伝導率(0.034Kcal/mh℃以下)をクリアしています。
またスタイロフォーム気泡内の発泡ガスの残存も確認されました。

表1 採取したスタイロフォームの熱伝導率
部位 躯体側
t=50mm
中央
t=50mm
庫内側
t=50mm
 項目 1 2 3 4 5 6
 熱伝導率 (Kcal/mh℃) 0.0327 0.0313 0.0316 0.0333 0.0297 0.0315
 密度 (kg/m3) 27.9 28.7 27.7 27.1 28.8 28.5


使用されていたのが冷蔵倉庫であることから、長期間に渡る熱伝導率の安定は
冷房負荷の安定、さらにはランニングコストの安定に大きく寄与していると考えられます。
断熱材は一度施工していますと、見ることも触れることも出来ない場合が多く、
建物と共に何十年も使用されなければなりません。
今回一例ではありますが、施工後20年経過したスタイロフォームを採取する機会を得て、
長期間に渡って断熱性能(熱伝導率)が確保されていることが確認できました。



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