ダウ化工 株式会社


住宅に関わるもの


・ 平成25年省エネルギー基準は、平成25年10月1日に施行となっており、平成27年4月1日に完全移行となります。
・ 平成11年省エネルギー基準は、経過措置期間として平成27年3月末まで利用可能です。




平成25年省エネルギー基準概要

建築主の判断基準(性能規定)

「熱損失係数(Q値)+夏期日射取得係数(μ値)」の基準が、
「外皮平均熱貫流率(UA値) +冷房期の平均日射熱取得率(ηA値)」の基準に変わりました。
「年間暖冷房負荷」の基準は廃止となりました。
「一次エネルギー消費量」の基準が新たに導入されました。

設計・施工指針(仕様規定)

新たに「部位別仕様表」を用いたUA値、ηA値の簡易計算が導入されました。
平成11年省エネルギー基準相当の「躯体の熱貫流率(U値)」および「断熱材の熱抵抗(R値)」の基準、
ならびに、「一次エネルギー消費量(設備)」の仕様基準が規定されました。

※本規定は、「当分の間」利用可能とされおり、
将来的には「建築主の判断基準」 または、「設計・施工指針(簡易計算法)」に則った
「外皮平均熱貫流率(UA値)+冷房期の平均日射熱取得率(ηA値)」 および 「一次エネルギー消費量(設備)」の
計算が必要になります。

共通

地域区分が従前(平成11年基準)の6地域区分から8地域区分に細分化されています。




平成11年省エネ基準と平成25年省エネ基準の違い








平成25年基準の基準値

旧区分 平成11年基準 I地域 II地域 III地域 IV地域 V地域 VI地域
住宅トップランナー基準 Ia地域 Ib地域 II地域 III地域 IVa地域 IVb地域 V地域 VI地域
平成25年基準の地域区分 1 2 3 4 5 6 7 8
外皮平均熱貫流率の基準値[W/(m²・K)]
(UA値)
0.46 0.46 0.56 0.75 0.87 0.87 0.87 -
冷房期の平均日射熱取得率の基準値
(ηA値)
- - - - 3.0 2.8 2.7 3.2




一次エネルギー消費量とは

「一次エネルギー消費量」は、専用の算定プログラムを使用して計算します。


・ 「外皮性能」計算結果(外皮総熱損失量q、冷房期・暖房期日射取得量mC・mH) および
建物や設備に関する条件を入力することによって「基準一次エネルギー消費量」「設計一次エネルギー消費量」が計算されます。

「 基準一次エネルギー消費量」 ≧ 「設計一次エネルギー消費量」で基準を満足。





平成25年省エネルギー基準への適合の可否は、以下の3つの方法のいずれかで確認します。

方法1   建築主の判断基準

「建築主の判断基準」に則って、「外皮平均熱貫流率(UA値)+冷房期の平均日射熱取得率(ηA値)」
ならびに、「一次エネルギー消費量」を計算し、各基準を満足するか確認します。

(独)建築研究所
「外皮性能計算」「一次エネルギー消費量算定」プログラムを利用できます。


木造住宅の 「外張断熱工法」 の推奨断熱厚み
「外皮平均熱貫流率(UA値)」及び「冷房期の平均日射熱取得率(ηA値)」を満足する



方法2   設計・施工指針 本則

「設計・施工指針」(本則)に規定する「外皮簡易計算法」に則って、
「外皮平均熱貫流率(UA値)+冷房期の平均日射熱取得率(ηA値)」を計算し、
「外皮性能基準(UA値、ηA値)」を満足するか確認します。


(社)住宅性能評価・表示協会
「部位別仕様表登録DB付き外皮計算システム」を利用できます。


上記計算過程で算出した、「外皮総熱損失量 q 」 および
「冷房期・暖房期日射取得量 mC・mH 」を用いて、「一次エネルギー消費量」を計算します。

「一次エネルギー消費量」は 建築主の判断基準 の【方法1】と同様、
「一次エネルギー消費量算定」プログラムを用いて計算します。



方法3   設計・施工指針 附則(当分の間有効な方法)

「設計・施工指針」(附則)に規定する「躯体の断熱性能等に関する基準」「開口部の断熱性能等に関する基準」「一次エネルギー消費量に関する基準」を満足するか確認します。

「躯体の断熱性能に関する基準」には、「躯体の熱貫流率の基準(U値)」 「断熱材の熱抵抗の基準(R値)」
「構造熱橋部の基準」があり、平成11年省エネルギー基準と同水準の基準として規定されています。

※ 但し、開口部比率の規定が設けられたとともに、
鉄筋コンクリート造等の住宅の「構造熱橋部」の断熱補強の緩和や省略、木造住宅や枠組壁工法の
「トレードオフ規定」が廃止されていますので注意が必要です。

※また、本附則に基づく規定は「当面の間」に限って有効で、将来的には【方法1】または【方法2】に、従うこととなります。
※本規定に基づく各地域における建物構造や部位別の断熱厚みはこちらをご参照下さい。
スタイロフォーム厚み表はこちら >>


省エネ基準に適合するための方法

項目 建築主の判断基準 設計・施工指針
本則 附則(当分の間有効な方法)
方法1(建築主の判断基準) 方法2(簡易計算法) 方法3 (仕様基準)
外皮性能 ●外皮平均熱貫流率(UA値)と冷房期の平均日射熱取得率(ηA値)が判断基準に適合していることを確かめる。
●木造用には、Webプログラムが用意されている。
http://www.hyoukakyoukai.or.jp/teitanso/
keisansyo.html

※一次エネルギー消費量の入力データである、総熱損失量(q値)及び冷房期及び暖房期の総日射取得量(mC値、mH値)も併せて計算される。
●部位の熱貫流率、日射熱取得率は仕様表を用いる。
●UA値、ηA値を計算し建築主の判断基準に適合していることを確かめる。
※ηA値の計算に用いる取得日射熱補正係数や方位係数、外皮の日射熱取得の計算方法、住宅・建築物の省エネルギー基準及び低炭素建築物の認定基準に関する技術情報(http://www.kenken.go.jp/becc/ )を参照してください。
●部位の熱貫流率又は断熱材の熱抵抗の基準及び開口部部分の断熱性能等の基準に適合していることを確かめる。
※1.開口部等の断熱性能等の基準は開口部比率 (開口部面積の合計を外皮等面積で除した値)により異なる。
※2.以下の①、②に該当する場合、本方法では対応しない。 (方法1~2で実施)
①鉄筋コンクリート造等の住宅で当該住戸の過半の床が外気、外気に通じる床裏等に接している場合
②開口部比率が基準値(下表)以上の場合

一次
エネルギー
消費量
●Webプログラム等で計算し基準に適合していることを確かめる。
http://www.kenken.go.jp/becc/
●対象設備:暖房・冷房・換気・給湯・照明・エネルギー利用効率化設備(太陽光発電等)
※家電調理などのエネルギー消費量も対象だが、省エネ手法は考慮されない。
●建築地域、居室面積、外皮の性能、設備の方式・仕様や効率等を入力することで計算できる。
※外皮を方法2で確かめた場合、事前に総熱損失量(q値)及び冷房期及び暖房期の総日射取得量(mC値、mH値)を求めておく。

●設備の基準に従った設備を設置する。
●対象設備:暖房・冷房・換気・給湯・照明

※外皮等面積/床面積で除した数値が基準値
(下表)を超えた場合、本方法は対応しない。
(方法1若しくは2で実施)

その他 ●他の気密・防露性能の確保他の基準がある
(省略)
●他の施工に関する基準及び維持保全に関する基準がある
(省略)


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